最後からx番目の晩餐

まいにちの夕飯は、いつだってそれが「最後の晩餐」になる可能性をもっている。

2014年5月19日

自宅にて、妻と。

豚コマ肉のミルフィーユ風カツ、わさび菜の浅漬け、シイタケと小松菜の味噌汁、キュウリ、納豆。

妻から届いたリクエストが「麺類、または甘いもの」だったのだが、既に炊飯器をセットしてあることを伝えると、「じゃあ肉で」とのこと。疲れている様子がみえたので、ガッツリ系の肉料理を考える。

スーパの素材売り場でいいアイディアが出ないときは、クックドゥ系の売り場へ行く。麻婆豆腐の素や、味噌炒めの素などが並ぶなかに、「ミルフィーユ風カツの粉」を見つける。豚こま肉に下味の粉をまぶし、専用パン粉を付けて焼くだけ。

豚こま肉300グラムとの指定だったが、ちょうどいい分量で売られていなかったので、冷蔵庫に残っていたハムを数枚追加する。このハムがいい具合にアクセントになった。

肉の付け合わせにしたわさび菜は、生のまま。浅漬けにしたものは辛味が穏やかになったが、生だとけっこう辛い。おとなしいレタスやキャベツよりも、肉との相性がいいように思う。

 


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