最後からx番目の晩餐

まいにちの夕飯は、いつだってそれが「最後の晩餐」になる可能性をもっている。

2014年4月4日

自宅にて。

妻が歓送迎会かなにかのため、ひとりで。

砂肝とシメジの甘辛炒め、茹でキャベツのオリーブオイル和え、塩茹でふきのとう、納豆。

砂肝は再挑戦。今回は、ちゃんと半分に切り分ける。いくつかレシピサイトを見ると、水洗いしているものもあったので、洗っておく。銀色っぽい皮は取らないことにした。軽く油をひいたフライパンに砂肝を入れ、あまり動かさずに各面を焼く。だいたい火が通ったところで、シメジを加え、みりんと醤油を大さじ1ずつ程度入れ、蓋をして蒸し焼きに。強めの味付けが効いて、おいしかった。

スーパで立派なキャベツが100円だったので、つい1玉購入。いままでなら、いくらなんでもキャベツ1玉は買おうと思わなかったが、いまならなんとかなるだろうと思える。ただ安いというのではなく、立派でおいしそうな野菜が安く売られていると、ついつい買いたくなる。

とりあえず、数枚を茹でて、短冊に切り、塩コショウとオリーブオイルで和える。きょうの料理ビギナーズのハツエ風、ということで。

春の山菜をなにかしら使ってみたいと思っていたのが、フキノトウがいよいよ投売り価格になっていたので購入。売り場にいた高齢の女性二人が「ふきのとう安くなったわねえ」「ふき味噌にしようかしら」「うちは天ぷらにするわ」などと会話していたのを聞き、完全に影響された。これが口コミマーケティングか。

さしあたり、塩茹でにして、塩をつけて食べる。苦い。とても苦い。そしてうまい。味覚というのは不思議だ。


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これで150円。おそらく新鮮ではないのだろうけど、十分だ。

 


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