最後からx番目の晩餐

まいにちの夕飯は、いつだってそれが「最後の晩餐」になる可能性をもっている。

2014年5月6日

自宅にて、妻と。

厚揚げとチンゲンサイとマイタケの炒めもの、キュウリとハムの梅肉和え、ワカメスープ、納豆。

決して悪くはないのだけれど、どうもよくなかった。

運動部の高校生ではないのだから、まいにち肉が並ばなくてもいいだろうとは思っている。そういうつもりで、厚揚げ、ハム、納豆を選んだが、やはりそれでは面白くなかった。たとえばもう一品、市販のギョウザやコロッケでもあれば、献立として満足度がグッと高くなっただろう。

いろいろと考慮した上での「豚肉ではなく厚揚げ」「ホウレン草ではなくチンゲンサイ」「シメジではなくマイタケ」「ポテトサラダではなく、キュウリとハムのみ」などが、ことごとく裏目に出てしまったように思えて、案外と落ち込んだ。もっとラクに作ろう。