最後からx番目の晩餐

まいにちの夕飯は、いつだってそれが「最後の晩餐」になる可能性をもっている。

2014年1月13日

自宅にて。妻、妹と。妹はまだいる。

豚肉と大根の煮付け、コンニャクと長ネギのピリ辛炒め、納豆、味噌汁。

大根が安かったので買うことにしたが、ブリのあらが売っていない。大根をやめようかとも迷ったが、豚バラブロックを購入。100グラム200円と、別に安いわけではない。豚肉と大根を大きめに切り、大鍋に入れる。酒を適当にたくさん入れ、水と昆布とショウガを入れて火にかける。途中で砂糖を少し加え、仕上げに醤油をざっと入れる。残るかと思っていたが、すべて食べてもらえた。妹が言うには、「実家の味がする」。かなり適当につくったものが「実家の味」というのは興味深い。

コンニャクとネギを炒めてピリ辛味付けにするのは、居酒屋料理のアレンジ。銀座ライオン系ビアレストランで食べたのは、コンニャクのガーリックバター炒めだったような覚えがある。メイン料理にショウガと醤油を使ったので、こちらの味付けに迷った。ごま油、酒、みりん、塩、鶏がらスープ、鷹の爪、黒胡椒、七味唐辛子。

味噌汁はシメジと豆腐、ワカメ、ニンジン。豆腐の苦手ポイントはたくさんあって、形が崩れやすいのも調理したくない要素だ。どうにも落ち着いて使えない。

ビールをあまり好きじゃないという妹に、銀河高原ビールを勧める。気に入った様子。せっかくお酒が飲めるなら、いろいろ楽しめたほうがいい。


Instagram