最後からx番目の晩餐

まいにちの夕飯は、いつだってそれが「最後の晩餐」になる可能性をもっている。

2014年1月8日

自宅にて、妻と。

豚しゃぶ、ポテトサラダ。味噌汁はインスタントのもの。納豆は出したが食べなかった。

妻の好きな料理のひとつに豚しゃぶがある。学生時代によく作っていたと聞いた。

ポテトサラダからつくる。簡単に洗ったジャガイモをラップで包み、電子レンジに数分掛ける。皮をむき、大きなボールに入れ、スパチュラで潰す(マッシャがあればいいのだけれど)。ニンジンとタマネギを小さめに切り、やはり電子レンジに掛ける。先ほどのボールに投げ入れておく。別につくっておいた茹で卵2つを軽く潰してから入れ、混ぜる。マヨネーズは持っていないので、以前買ったサラダについていたタルタルソースを適当に入れる。酢とエクストラバージンオリーブオイルも適当に入れる。塩味は十分そうなので、黒コショウをたっぷり掛ける。

ブロッコリーを使うのは初めてだ。国産のものの値段が落ち着いてきたようなので買った。バラす。茎の部分は、皮を厚くむいて、つぼみと同じくらいの大きさに切る。つぼみの部分をしっかり洗うためには、たっぷりの水に浸しておくのがいいという。沸かした湯にしっかり塩を入れ、2分ほど茹でる。茹で加減は味見して判断する。料理の基本は味見を怠らないことだ。

モヤシ1袋と、前日のあまりのキャベツ、同じくあまりのエノキダケ、長ネギなどを切り、ブロッコリーを茹でた鍋で、続けて茹でる。ザルにあけてみて気付いたが、これ「ラーメン二郎」系の店でラーメンに乗っかってるやつだ。大皿に盛る。

湯をあらためて沸かして、豚肉を茹でる。野菜の上に乗せ、ポン酢をざっと回しかけて食べる。


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